今日は痩せたかもしれない日記

痩せたかもしれない時に書きます

身軽になれば痩せるはず

世間はゴールデンウィークで僕も休みで部屋の掃除をしようと思ったのだけれど、洗濯をして体力を使い切ってしまった。洗濯をする日に限って風が強いような気がする。なんてたぶん風が吹いていない日に洗濯を干せば、洗濯をする日に限って風が吹いていないんだな、と思うのだろう。記憶はいつまでも曖昧なまま。洗濯を干して本棚を少し整理する。本当は身軽になりたいのに本は本自身が子供を産んでいるかと思うくらいに増えていく。このまま読まない本だってあるのだろう。いつか読もうで取っておいたままで終わる本。痩せたいし身軽になりたい。情報だって知りたくない。書類送検されたアイドルに弟がいるとか、逃げていた犯人が捕まったとか、お酒のせいだ、とか。考えたくない。洗濯したシャツが強い風に揺られて踊っているように見えた。心が躍ることはないので、本棚の整理をやめてお昼ご飯を買いに行く。外に出ると風の強さは感じない。窓の中で切り取られた風景の中だけが強風なのかもしれない、と呟こうとしてやめた。お昼を買う前にTSUTAYAにDVDを返す。もういつかきっと借りなくなることが来るのだろうと思いつつ、これが最後という気分で借りる。ただ流していたいだけの映画はないかと、いつか見たルパン三世スペシャルを借りて、スーパーへ向かう。本当はアマゾンプライムNetflixとか色々試してみたいのだけれど、こんな余裕がある日が珍しいので試してみたところでただただお金を払うことで終わりそうな気がしている。身軽にはなれない。情報過多のせいで頭だけがどんどん大きくなっていく。容量が少ないから入った情報の分だけ消えていく。小説のこととか痩せなきゃという気持ちとかまで消えていく。スーパーでお昼ご飯と晩御飯の餃子の具を買う。餃子パーティーをしたことがないので包むこと皮の大きさがわからないので適当。帰宅してまだ少しなんか余裕があったのでゆかりさんの本棚に置いてある本を読み始める。穂村弘のお父さんの記憶をめぐるような本で、記憶を語る言葉や、記憶ということがなんだか美しく心地よくて良い本だったとInstagramに写真をアップロードする。情報を自分でも発信してしまっているのでまだ身軽にはなれない。夜になって餃子の準備をする。餃子といえばパーティーなので一人で餃子の具を作りながらビールを飲む。少しずつ視界が狭くなる。これでいいやが増えて料理も楽しい。本に書かれたことに従順でなくていいのだと思いながら、餃子を包む。餃子の包み方を見てもどう包むのかわからないので記憶の奥底にある子供の頃のお手伝いを思い出す。ビールを飲みながら餃子を包み、BGMはヒップホップで一人パーティ。トラックに合わせて餃子を包む。Yo!Yo!なんでラッパーは聴いてる人にホーと言わせたがるのか、納得させたいのか、なぜなのかわからないけど、答えを調べるほど知りたいことでもない、だから知らないまま忘れて、時々思い出すんだろ、全部忘れてもいいのに、覚えてしまうのだろう。包んでゆかりさんを迎えに行く。酔った状態で迎えに行くのが初めてで、なんとなく誰もいない街灯だけが道を照らしているので、まりっかみたいに歩きながらぐるぐる回って駅まで移動。月を見ると木星が近い。わっしょいハウスの犬飼さんの演劇の予約を忘れたことを思い出す。戯曲集がもらえるはずだったのに。木星が近いので、ピテカントロプスになる日も近いのかもしれない。ビールを飲むと食欲が減って良いのに、今日飲んだのは苦味がちょっと多かった。合わず。